おそ松さんってなんであんなに人気があったの?

現実感ある6つ子の性格が人を惹きつけた

おそ松さんを知らない方々もいる現代、こうしたマンガが今受けるのか?と思っていた方も多いと思いますが、おそ松さんはヒットし、最終回にはツイートで感激、感謝の言葉、衝撃、終わる事への悲鳴等、様々な意見が飛び交いました。

アニメおそ松さんはなぜこんなに任期となったのか、それはまずこの主役、6つ子が一見見た目がわかりにくく(もちろん6つ子なのでそっくり)区別がつきにくい、でもその人間関係が魅力となっていたといわれています。

昔放送されていたおそ松さんは、一人一人の区別が本当につかない6つ子で、無公正な集団です。
でも今回は旧作で6人ワンセットだったおそ松さんたちを個別キャラとして引き立てたということにあるようです。

見た目、服装などに関しては6つ子ですからあまり変わりありません。
でもおそ松さんを毎回みている視聴者は個性ある6つ子たちを次第に見分けるようになります。

これは、人数が多すぎてよくわからないアイドルグループやバラエティ番組に欠かせないひな壇芸人と呼ばれる方々をみて楽しむということと同じようなイメージがあるようです。
アイドルグループのあの2人が仲良し、ひな壇のあいつ、いつもこういう時しらけた顔してる・・・という様に、グループ状態の中に何か個性あるものをみて楽しむのです。

ちょっとした違いをみつけて自分なりに楽しむというエンターテインメントの楽しみ方を心得ている現代だからこそ、この6つ子は人気となったといえるのです。

6つ子の設定にある要素が加えられている

旧作では6つ子がワンセット状態だったので、6つ子の特性などは紹介されずにきたのですが、今回個性が与えられ、その背景に最底辺状態が加えられています。
女性からするとちょっと避けたい男性像・・・無職・童貞というシチュエーションです。

ただ今の時代、こうした安心度の強いタイプが受けるということもあり、親しみやすい、みんな同じようなものだよ・・とおそ松さんを好きになったようです。

雇用が不安定な状態となり現代社会は経済格差の時代です。
企業は昔の様に私達を守ってくれることもなく、時代の中に埋もれそうになっている人もたくさんいます。

最底辺という状態の人たちが明るくユーモラスに描かれている、これがみていて現実感があり、受け入れられやすいと感じます。

現代にも本当にすぐそこにいそうな「働きたくない」「誰か養ってくれないかな」「親のすねをかじったまま生きていきたい」と思うおそ松さんたちに何となく自分もそうだと実感したり、こうした状態を抜け出そうと必死になっている状態に自分を重ねているのではないでしょうか。

笑えるけれどギクッとすることもある、まるで自分の事がアニメになったみたいと思わせるような感覚があるからこそ、現代版おそ松さんは人気になったのでは?と思います。