幼女戦記って元は小説サイトなの?

幼女戦記は元々小説投稿サイトに投稿された小説が元になっています

幼女戦記はサウンドドラマやテレビアニメ、漫画など幅広く展開されており、テレビアニメから幼女戦記を知ったという人などにとっては、この物語がアニメとして生まれたものと思っている方も多いと思います。
しかしこの幼女戦記は元々2011年、小説投稿サイトである「Arcadia」で連載され、その後、2016年にコミック化、2017年からアニメ化されたという作品です。

この物語では幼女が主人公となっていますが、実は中身が転生した元日本人サラリーマンというあたりに面白さがあります。
作品の中には協商連合等第一次大戦の単語が用いられ、その背景をみると第二次大戦の欧州戦線を色濃く感じさせます。

幼女戦記とはいってもこの物語は全体的に政治、歴史、軍事を強く感じさせる展開となっており、こうした分野に対し熱心に取材したことがより現実味を帯びて感じさせる展開となっています。
こうした物語の特徴がある事から、ライトノベルにぎりぎり入るかどうか・・という作品であり、ファンはベビーノベルと呼んでいます。

幼女戦記は異世界の物語です

小説で発表された幼女戦記は第一次世界大戦と第二次世界大戦が入り混じったような背景の中、ヨーロッパによく似たイメージの世界で、その世界に幼女として生まれ変わった元日本人サラリーマンが幼女の姿のまま軍へ入隊し、所属する「帝国」の一兵士として闘うという物語です。
この物語の中では国があまり出てこないという、軍事系には珍しい造りで、協商連合、共和国、連邦と呼称されているという所も特徴的なところです。

21世紀初頭、日本で徹底的な合理主義のエリートサラリーマンとして活躍していた主人公ですが、同僚の逆恨みによって命を落としてしまいます。
死後、想像主と名乗る存在Xが主人公の無信仰、リアリスト的な言動などを咎め、戦乱の世界で苦労させることで反省させ、信仰を取り戻させることを考え、孤児の少女「ターニャ・デグレチャフ」として戦乱の世の別世界に転生させます。

生まれ変わった世界では魔法技術が存在、しかし20世紀初頭の欧州といったイメージの世界です。
ターニャは帝国という技術大国に生まれ育っています。

帝国は技術大国であっても経済が低迷状態で周囲の国々と外交的にも軍事的にも問題を抱え、大戦に向かっています。
ターニャは天性の魔導の力を持ち幼い状態で微募されることになってしまい、だったら・・・と士官学校に進みます。

エリートサラリーマンとしての記憶を活かし軍人としてのキャリアを積んでいくターニャの人生は順風満帆の様に見えましたが、結局大戦の最前線に送り込まれ続けることになります。

テレビアニメと小説の違いもある

ストーリーとしては軸が同じですが、小説は意図的に時系列がバラバラになっています。
キャラクターごとの視点で物語が展開するという形なのですが、テレビアニメはより見やすく、ターニャの視点を通し時系列で進んでいくため、受け入れやすいという部分があります。

大戦のすごさ、リアリティがあり迫力あるシーン等も多い、ただ主人公はサラリーマンの心を持つ幼女、という奇想天外な発想です。
ただ、奇想天外の発想であっても物語の中にぐっと引きこまれていく、そんな魅力がこの幼女戦記にはあるのです。