リゼロ19話のこだわった部分ってどこ?

リゼロ19話は制作段階でかなりこだわりをもって作られました

Re:ゼロから始める異世界生活は小説サイト「小説家になろう」によって連載されている作品です。
最初こそそれほど注目を集める作品ではなかった、でも物語が進むにつれてだんだんと注目されていくようになりました。

実はこの19話、非常に凝ったつくりとなっていて、こだわりがある回です。
その他のお話についても、かなりこだわって作られていますが、この19話については、作り込み方がとにかく半端ないのです。

2014年にはMF文庫で刊行され、同時にWEB版第1章のコミカライズ等メディアでも展開されました。

高校生の菜月昴はコンビニの帰り道、気が付くと異世界の果物屋の前に召喚されている、この出来事に驚きつつ歩いていると悪漢3人に襲われ命の危険を強く感じます。
それを銀髪の美少女と猫の精霊が救ってくれます。

救ってくれた恩返しに少女の「モノ」探しに協力することになります。
やっと手がかりをつかみかけた・・・という時に昴と少女、猫の精霊が襲われ死亡します。
でもまた彼は目を覚ますと召喚された時と同様に果物屋の前に立っているのです。

何の力も持たない昴がもっていた「死戻り」の力は、この異世界で手に入れたたった一つの能力でした。
この能力を使って昴は様々な悲劇の運命を塗り替える為に異世界でたった一人、奮闘し始めるという物語です。

Re:ゼロから始まる異世界生活の19話、いよいよ白鯨に挑む

死戻りの能力を持っている昴が未来を切り開くために凶悪な白鯨に挑む19話、これがテレビアニメで放映され、この19話に込めたこだわりを原作者の長月さんが明かしています。

製作段階で関係者が最も揉めたというのが昴の携帯アラーム、彼がもっているガラケーのアラームによりリアリティを持たせるため、当時のガラケーを入手することから開始し、何とかオークションで入手できたといいます。

この昴の携帯から流れるアラームは、よあけのみちというフランダースの犬の着メロです。
どうしても実機の音源を使用したいと強くこだわり、15年ほど前に発売されたN503iを必死に探し入手したというのです。

スタジオで実機からよあけのみちを録音、それをBGMとして作品のデータに納め、ものすごい緊張感の中で全くそぐわないあのアラームが鳴るというシーンを作りだしたのです。

当時よく利用されていた和音を現代の音として実機から蘇らせるために、少ない和音でよあけのみちを制作、それを実機に入れる、さらにそれを音響スタジオでマイクにあてて馴らした音を録音し、ダビング作業を行って絵を入れてもらうという、とんでもなく手間のかかる作業を行ったのです。

こだわりから生まれたあの鋭い緊張感のあるシーンは脳裏に焼き付いた

リゼロファンとしてはこのものすごく緊張感があるシーンで、わざわざ全くそぐわない「らんらんらーん」という音が鳴った時、ぞっとしたというか、鳥肌ものだったのではないかと思います。

空気が張り詰めているところに場違いの音が流れるって不気味ですし、その先の展開を予測するような音に仕上がっていて、この制作側のこだわりが詰まった19話は、伝説ともいえるお話しとなったのです。